LEO FLAMMA

2020年5月22日3 分

看護職員の離職率・給与の実態!!!

【NO.77】

こんちには

レオフランマメディカルチームです。

医療従事者の皆様、いつもお世話になっています。

大変な状況の中、必死に新型コロナウイルスと戦ってくださっていることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

弊社でも医療従事者の皆様のお世話にならないように日々徹底して感染対策をしていきます。医療従事者の皆様も体に気をつけて頑張ってください。

早速ですが、本日は公益社団法人日本看護協会にて実施されている

2019年病院看護実態調査についてお伝えしたいと思います。

最新版の2019年の調査では、例年どおり離職率給与夜勤状況の調査に加え、新たに多様な勤務形態の導入、地域における病院の役割認識および実施状況についてもまとめていますので、端的にお伝えいたします。

看護職員の離職率

過去6年間の調査結果とほぼ変わらない数値で

正規雇用看護職員 10.7%新卒採用者 7.8%既卒採用者 17.7%

全体として、ほぼ横ばいの傾向が続いています。

近年、既卒採用者の離職率がやや高い割合で推移しており、

既卒採用者の約6人に1人が、再就職後、採用された年度内に退職されています。

勤続 10 年・非管理職の看護師の給与

勤続 10 年、31~32 歳、非管理職の看護師の給与については、

平均基本給与額が 244,446 円平均税込給与総額が 322,111 円となっており、

中堅看護師の基本給も、この数年は横ばい傾向が続いています。

夜勤手当の平均額は、「三交代制準夜勤」で4,141円「三交代制深夜勤」で5,033円「二交代制夜勤」で11,026円であった。2010年の調査以降、全体としてほぼ横ばいの状況が続いています。

夜勤状況

1 か月間に夜勤を行わなかった看護職員の割合は 13.5%

夜勤を行う部署に配属されている看護職員の約 7 人に 1 人が夜勤を行わなかったという 結果は、育児・介護などの個々の状況に応じて働き続けられる環境が整いつつあることを示 唆する一方、夜勤者の確保の困難さを示しています。

地域における病院の役割認識および実施状況には若干のギャップあり

地域における病院の役割認識と実施状況についても調査された。
 
全体の約7割の病院において「担う必要がある」と認識されている役割は、

「退院前の患者宅への訪問指導の実施」(69.8%)であった。次いで「地域住民への教育・啓発活動」(68.3%)であり、「退院後の患者宅への訪問指導の実施」(63.8%)と続く。

それに対して、実際に行っている活動(「積極的に行っている」と「必要に応じて行っている」の合計)では、「地域住民への教育・啓発活動」(63.7%)が最も高い割合だった。役割認識で高い割合を示した「退院前の患者宅への訪問指導の実施」は59.8%であり、役割認識とは若干のギャップが生じる実態です。

まとめ

2019年調査では全体的に横ばいの結果となっていますが、近年、既卒採用者の離職率に関してはがやや高い割合で推移しており、既卒採用者の約6人に1人が、再就職後、採用された年度内に退職という非常に多い数値に思えます。

このことから、弊社としても定着促進に向け 入職前に就業条件の相違や職場の残業時間や業務内容等、相違がなくご勤務をスタートいただけるよう取組ませていただく必要があると強く感じました。

近日はコロナウイルスの影響もあり転職に関してのご相談を近年より多く伺っているように思います。皆様お一人お一人のご事情に合わせた求人情報をご提供できよう今後とも全力に取り組ませていただきます。

詳しくは、下記の日本看護協会Webサイト参照
 
「2019年病院看護実態調査」結果
 
https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20200330151534_f.pdf
 
引用文献
 
*1. 日本看護協会: 2018年 病院看護実態調査
 
https://www.nurse.or.jp/home/publication/pdf/research/94.pdf


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