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執筆者の写真LEO FLAMMA

スティーブ・ジョブズも??「発達障害」について

更新日:2019年12月12日

【NO.30】


こんにちは!レオフランマ障害者支援チームです!

今回は最近良く聞くことの多い「発達障害」について掲載したいと思います。

近年、発達障害というのが認知され始め、有名な方で言うとスティーブ・ジョブズや、ビルゲイツなんかも発達障害ではないかと言われています。

あくまで発達障害傾向があると言う話ですが、そもそも発達障害とは何かと言う判断が非常に難しいのが現状です。障害特性はありますが、一概に発達障害だから必ずこうだと言うことではないので、まずは全体の傾向を把握し、そしてその方一人一人に合った配慮をしていくことが重要だと思われます。


◆発達障害とは

発達障害とは、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されています。

ここにも定義として書かれているように、発達障害という認知が広がり、低年齢時に発達障害ではないかということで、最近では厚生労働省などと連携しながらの特別支援教育も充実してきています。


現在では大学生で発達障害ではないかと思われる方も多くなってきており、特に就活時に中々うまくいかず、鬱などの二次障害を引き起こすケースもあり、相談を受けることもあります。


◆発達障害の種類

基本的な発達障害の種類は、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害」であり、この中のタイプのうちどれにあたるのか、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされています。障害ごとの特徴(とくちょう)がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いからです。


また、年齢や環境により目立つ症状がちがってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。

大事なことは、その人がどんなことができて、何が苦手なのか、どんな魅力があるのかといった「その人」に目を向けることです。そして、その人その人に合った支援があれば、だれもが自分らしく、生きていけるのです。

◆発達障害の傾向

【自閉症】


言葉の発達の遅れ、コミュニケーションの障害、対人関係・社会性の障害、パターン化した行動・こだわり


【アスペルガー症候群】


基本的に言葉の遅れはない、コミュニケーションの障害、対人関係・社会性の障害、パターン化した行動・興味関心のかたより、不器用(言語発達に比べて)


【学習障害(LD)】


「読む」「書く」「計算する」等の能力が、全体的な知的発達に比べ極端に苦手


【注意欠陥多動性障害(ADHD)】


不注意(集中できない)、多動・多弁(じっとしていられない)、衝動的に行動する(考えるよりも動く)


◆まとめ

発達障害とはあくまで低年齢で発現するとありますが、最近認知され始めたものなので、成人してからもしかしたらそうではないかという方も多く見られます。

そして発達障害は微妙な特性の違いがあったり、重なり合っていると場合も多い為、明確に診断されるというよりは、どの傾向が強いという診断をされることが多いです。


また就労においては自閉症やアスペルガー傾向のある方が、こだわりや興味関心のかたより傾向がある為、逆に専門特化したスキルに長けていたりして、エンジニアやプログラマーで活躍されている方も多くなってきていますし、最近では、ADHD傾向のある方のが営業職での活躍がNHKに報道されたりと、障害特性があるからこそ、その特性を活かすことで健常者よりも能力を発揮するパターンも出てきています。


まだまだ障害者というだけで偏見や見えない社会格差もある中で、それぞれの障害傾向を逆に生かして企業で活躍できる。そんな未来がすぐそこまできています!


みなさんの会社で人材不足ということがあればぜひ一度ご検討してみてください!


 

レオフランマ株式会社


障害者事業部

TEL:06-4392-7643

https://www.leoflamma.com/

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