• LEO FLAMMA

「新幹線殺傷事件からみる障がい者への偏見」について


【NO.69】


こんにちは!レオフランマ障害者支援チームです!


今年もあと5日を切りました💦早いですね💦

さて、今回は「新幹線殺傷事件からみる障がい者への偏見」について掲載したいと思います。

皆さんもニュースなどでご覧になられたかと思いますが、2018年6月 神奈川県内を走行していた東海道新幹線「のぞみ」の車内で、女性客らが刃物で襲われ、止めに入った会社員のUさん(当時38歳)が死亡した事件。最近はニュースで事件を起こしたK容疑者の初公判の内容が報道され、K容疑者が発した「見事に殺しきりました」や「万歳三唱」の行動が大きく取り上げられることとなりました。


そして、それと併せて、K容疑者の生育歴や「発達障害」の事も繰り返し報道され、恐らくこの報道を見た方の中には、発達障害=というイメージを持った方もいるのではないかと思うほどでした。


こうした報道によって、間違った見え方をしてしまい、今広がりつつある障がい者雇用の足かせにはなってはいけないと思い、このテーマで掲載させて頂きます。



◆発達障害と犯罪

まず理解をしないといけないのが、K容疑者が何らかの診断を受けていたこと、精神科入院歴があることは事実、だとしても、それはK容疑者の有する特性の1つにすぎないという事です。

ですが不可解な事件が起こると、よく精神疾患・精神障害という報道が多くなります。

しかし、もしそれが誤った「答え」であれば、事件の解明には何も役立たないし、精神障害に対するいわれのない偏見を増長することにも繋がります。

データで確認してみると、犯罪白書によれば、平成27年度の刑法犯の検挙人員総数は、約24万人であるのに対し、そのうちの精神障害者数は約4,000人にすぎない(発達障害のみのデータはないので、精神障害者全体を見た数値)

厚生労働省の患者調査によれば、日本の精神障害者は約390万人、同じく厚生労働省のデータによれば、平成26年度に医療機関を受診した発達障害者は、約19.5万人

これらの数字をもとに単純に計算すると、一般の人が犯罪を犯す割合(精神障害者を除いた日本の人口全体のうち、精神障害のない刑法犯の割合)は約0.2%であるのに対し、精神障害者が犯罪を犯す割合(精神障害者全体のうち、精神障害刑法犯の割合)は、約0.1%にすぎない。

さらに日本の人口全体に占める精神障害者は、約3.1%であるのに対し、刑法犯全体に占める精神障害者は、約1.7%である。

つまり、精神障害者よりも、「健常者」のほうが犯罪に至る割合がずっと多いということである。

このように、これらの単純な事実を見ただけで、精神障害や発達障害を犯罪の「原因」であると決めつけることが正しくないという事です。



◆まとめ

テレビの報道などでは、不可解な事件=精神障害者という事もよくありますが、数字でも記載した通り何の根拠もありません。


今回のK容疑者に関しても、障害がどうというよりかは育った環境が大きく影響している様に感じます。


この記事を見られた皆さんは、報道による障がい者への偏見ではなく、しっかり一人一人と向き合って障がい者雇用を進めて頂きたいと感じています。



【年末のご挨拶】


今回で障害者支援チームのブログ情報は今年最後の投稿となります。

この一年、たくさんのお問い合わせやメッセージ頂きましてありがとうございます。


今まで障害者支援チームは週一回でのブログ投稿でしたが、来年からは少し頻度を緩めて、より濃い情報をお届けできたらと考えております。


少しでも企業の皆様、障害者の方々に明るい未来やニュースをお届けできるように精一杯、頑張らせて頂きます。


ありがとうございました。


S.U

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