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「就労移行支援」とは??

執筆者の写真: LEO FLAMMALEO FLAMMA

更新日:2019年11月13日

【NO.10】


こんにちは!! レオフランマ障害者チームです。

今回は、障害福祉サービスの中から「就労移行支援」をご紹介します! そもそも障害福祉サービスとは、障害をお持ちの方が受けられるサービスで、その中に就労系サービスというものがあります。

この就労系サービスは、一定の福祉的就労をしながら、生活安定や社会性スキルを維持や向上をするものもあれば、実際に一般企業への就職に向けて訓練するサービスもあります。

この一般企業に向けて就職訓練するサービスを「就労移行支援サービス」と呼び、今回はそのサービスを利用される方がどんな人なのか、どんな訓練を受けているのかのご紹介です!

◆就労移行支援とは

就労移行支援とは、障害者総合支援法を根拠とする障害者への職業訓練制度であり、

一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる障害者を対象とするサービス。

 

サービスを利用できる期間は原則24ヶ月(2年)と定められており

企業等への就職を希望する18歳以上65歳未満の障害や難病のある方がご利用いただけます。

サービス利用にあたり、利用者が負担する料金は、サービス提供費用の1割を上限として、世帯の所得に応じて月ごとの負担上限額が設けられています。


※就労移行支援事業所を利用されている9割以上の方は、利用料金を負担することなくご利用されてます。


◆訓練内容

就労移行支援事業所では、一般就労に向けて必要なスキルの訓練が行われています。

訓練の内容は事業所ごとに設定されており、基本的には、


【パソコン訓練、ビジネスマナー、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、自己分析、コミュニケーション訓練】


などが主な内容になります。


就職時期が近づくと、求人検索や履歴書・職務経歴書の作成、企業研究や職場実習なども訓練の中に入り、より就労というものをイメージできる内容が主になります。

また各事業所で特色を出している事業所もあり、清掃の訓練や、プログラミング、農業、美容関係など、特化した訓練を行っているところも多数存在します。


障害者本人は、数ある事業所の中から、就労実績であったり、支援内容等を見学や体験を通して検討し、自らの希望とマッチする事業所を選び通所するようになります。


◆事業所数

就労移行支援事業所は大阪府だけでも300ヶ所以上もあり、年々増加傾向にあります。

元々は一般社団法人や社会福祉法人が運営する事業所が大変でしたが、近年では株式会社が運営する事業所が増加し、より一般企業に近い目線での就労訓練が実施されています。


◆まとめ

この就労移行支援事業所の存在はまだまだ認知が低く、就労系サービスもいくつか存在するため混合して認知されていることも多いのが現状です。


また、事業所数もかなり多いため、企業担当者がどこの事業所がどんな訓練をして、どのぐらいの人が利用しているのかなど把握するのが困難となっているのと、それぞれの事業所との折衝もかなりの負荷がかかる状態となっています。


その為、一般で障害者人材の募集をする企業も多いですが、訓練を受けている方と、そうでない方との定着率は圧倒的に差があり、今後はそういった情報も発信しようと思っております。


弊社でも、障害者人材の人材紹介をさせて頂いておりますが、就労移行支援事業所との繋がりが多く連携している為、一定の訓練を受けた方の人材をご紹介させて頂いております。


ぜひ、人財募集または定着がうまくいっていない企業様はレオフランマへ一度ご相談下さい!!



 

レオフランマ株式会社


障害者事業部

TEL:06-4392-7643

https://www.leoflamma.com/

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