【NO.57】
こんにちは!レオフランマ障害者支援チームです!
今回は近年話題になっている「ゲーム障害」について掲載したいと思います。
ゲームは時間を決めて数時間、楽しくゲームをするのはストレス発散などに、大変良いことだと思います。
TVゲーム、PCゲーム、スマホゲームをプレイしている時間ってあっと言う間に過ぎてしまいますよね💦
大人も子供も関係なく、ゲームは没頭してしまうと何時間でも出来てしまいます。大人でも歯止めが効かないのですから、子供はなおさらです。
ゲームは依存性が高いものの、アルコールやタバコと違って、未成年の使用が法律で禁止されているわけでもないので、簡単、気軽に始めることが出来ます。
ゲームとうまく付き合っていきたい方、また、ゲームばかりしている子供が心配だという、小学生、中学生のお父さん、お母さん。ぜひ参考にして頂けたらと思います。
◆ゲーム障害とは
ゲーム障害は、ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、日常生活よりゲームを優先し、健康を損なうなど問題が起きても続けてしまう。
また学業、仕事などに重大な支障が起き、こうした症状が少なくとも12カ月続いている場合に診断できる。
◆国際的にも承認へ
世界保健機関(WHO)は2020年5月25日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定した「国際疾病分類」最新版を承認した。アルコールやギャンブルなどの依存症と並んで治療が必要な疾病となる。
スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、世界各地でゲーム依存が広がり、睡眠障害の例が報告されるなど問題化している。
WHOは国際的な標準となる病気の分類に加えることで研究が進み、治療や予防法の確立につながるとしている。2022年1月から施行される予定。
◆ゲーム障害の問題点
ネット依存専門外来を受診される患者の状況は、まず患者は中学生・高校生が最も多く、全体の約半数をしめており、平均年齢は19歳。
近年では低年齢化も進んでいますが、逆に30歳代、40歳代の患者も増えてきており、全体的に年齢幅が拡大してきているようです。
外来患者の90%は、ゲーム、それもほぼ全てが、オンラインゲームに依存しています。
使っている機器としては、依然、パソコンや専用ゲーム機が多いですが、スマホもここ数年で急速に増え、およそ40%に達しています。
【ゲーム障害が原因で起きた問題】
・欠席、欠勤
・引きこもり
・物にあたる、壊す
・家族に対する暴力
・過剰な課金
・睡眠時間が短い
・朝起床できない
・昼夜逆転
・食事をとらない
上記問題点が生じると、学校に行けないから始まり、社会人の場合には仕事に行けないとなり、失業するケースも出てきます。
誰もが気軽に手を出せて、オンラインゲームならネット上でコミュニケーションもとれるので、ついついのめり込んでしまうケースも少なくありません。
◆まとめ
ネットが普及したことで、幅広い年齢層が手軽にオンラインゲームもできる時代となりました。またゲームの内容も充実してくることにより、今後、ゲーム依存の方も増えていくことでしょう。
国際機関WHOが承認したことにより、ゲーム障害に関しての研究は進み、治療法や対処法は今後出てくるでしょうが、のめり込んでしまってからでは、中々抜け出せないものです。
依存は自分の気付かない内に状態化してしまいます。そうなる前に、事前の対策と、対応を心掛けてくださいね。
それでは本日も have a good day!!
レオフランマ株式会社
障害者事業部
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